TOEFL Reading(単語)

英文を読む能力を試すパート。

このパートのスコアを上げるには大きく以下2つのプロセスが考えられる。
まず一つ目は【単語力強化】である。


TOEFL試験では大学のテキストに近い文章・講義に関する会話が多数出てくるため、それに対応した単語を覚えていくことが必要である。単語力の強化は、英文読解のスピード向上、単語の意味を聞く問題の正答率向上につながる他、Listening等他パートの成績向上につながる基本的な部分である。

具体的には、旺文社から出版されている「TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ) 」を購入しそれを暗記します。

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

目安としては、レベル1から4まであるうち、レベル2まではほぼ完ぺきに暗記、レベル3,4は9割程度暗記している程度が望ましい。人によっては8割程度でもいいということも。

暗記の方法としては、大学受験の頃を思い出して自分に合っている方法でいいと思います。私は以下の方法をとりました。ご参考まで。

①.自分が知っている単語、知らない単語を区別する
単純にパーッと単語帳を開いて、知らない単語に印をつけていきました。これによって無駄な暗記作業が抑えられます。

②.知らない単語について、記憶のとっかかりを作る。
全く知らない単語を覚えるのはなかなか難しいもので、いくつか記憶するためのキーワード等を用意して思い出すきっかけを作っていきます。

■(きっかけ1)接頭語、接尾語等を手掛かりにイメージを掴む
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-391.html
接頭語、接尾語といった単語でググると上記のようなサイトが出てくるので、それを眺めて、この単語は明るいイメージ、負のイメージ等覚える単語のイメージ作りに役立てる。全く未知の単語が出てきたときにも、おおよその意味が想像できたりするので便利。

■(きっかけ2)語呂合わせを使う
erudite →(知識を)得る、大 →博学な
といったように、こじつけでも語呂合わせでもなんでもなんとなく意味が関連があるようなものを探す。

somber  サンバなのに? → 陰気な
といったように、逆の意味でも印象に残れば関連付けていく。

③.15分程度で暗記できる幅を一つのパートにして、当日、翌日、一週間後と復習を重ねていく。

覚えていないからといって一喜一憂しないことが大切。10回以上繰り返すことは当たり前。このプロセスの中で、単語同士の関係性、接頭語接尾語、新たな語呂合わせを思いつくことがあるので、それを都度書き込んで行きます。それを繰り返していくと自分専用の単語帳に成長していきます。しばらくすると、覚えていない単語が絞られてくるので、一回なめるのに30分程度で済むようになります。あとは細かな時間を使って眺めていけばいずれ覚えることができます。

単語帳は以下の選択肢もあるので、それを使ってもいいと思います。

TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語
TOEFLスピーキングの講師がおすすめしてました。)



必ず覚えられるTOEFLテスト英単語3400
(単語の覚え方が書いてあること、とっかかりがそもそもある程度記載されているのが便利です)

必ず覚えられるTOEFLテスト英単語3400 CD付

必ず覚えられるTOEFLテスト英単語3400 CD付