TOEFL Listening（問題編）

ある程度文章が聞けている、という前提で、高得点を取得するためにどんな練習方法があるか説明したいと思います。

①問題集を解いて、聞き取るべきポイントを理解する。

　TOEFLのリスニングパートで設問として聞かれるポイント、ここを聞いておくと会話の流れを把握するのにいいポイント、といった内容が大体の問題集に掲載されていると思います。例えば、講義の冒頭で提示される講師内容の主題、講義内容の説明のために用いられる具体例の数、ある２つの事象を比較する際の論点の種類、といったポイントです。
　メモすべき事項の絞り込み（短時間にすべての内容をメモとるのは不可能なので、絞り込む必要があります。）、会話の内容が追えなくなってしまった際のリカバリー、などに役立ちます。

②書き取りの練習をする

　どんなに聞き取りができたとしても、それを正確に記憶していなければ高得点は望めません。
　そこで、効果的なメモの取り方とその練習を積む必要があります。
　練習の目的は大きく２つに分かれると思います。
　一つはメモの体裁・スタイルを身につけることです。主題-論点-事例といった分類に分けるもの、ノートを縦に割って話者（ほぼ男性・女性の組み合わせのみです）ごとに時系列で整理するもの、いくつかパターンがありますが、いくつか試して自分にしっくりくるものを探していきます。
　もう一つは単語をいかに早く記載するか、ということです。ProductionをProdとする、YearをYrとする、といった自分なりの短縮単語の表記を練習の中で大体の部分を作っていくといいと思います。
　私は、最終的には聞き取った文章のなかでポイントになる単語を特に話者とかに分けずに淡々とメモしていくというスタイルになりました。

③数をこなす
　私は①、②の方法論の勉強のために以下書籍を勉強し、書いてある内容を実践しました。

iBT対応TOEFLテスト完全攻略リスニング (TOEFLテスト完全攻略シリーズ)

　

　経験値を増やすために、公式問題集、Barron'sの問題集を解きました。
　
　

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)

Barron's TOEFL iBT with CD-ROM and 2 Audio CDs

以上をこなすことで安定して28点（30点満点）を取得することができるようになりました。