TOEFL Writing 〜Integrated〜

TOEFLのライティングは2種類あります。一つのお題に自由作文で回答するIndependentと、英文とそれに対する講義を聞いてそのサマリを作成するIntegratedがあります。

要求される文字数は200単語前後。

これについても、Independentと同様、テンプレートによるアプローチがとても有効です。


1.まずテンプレートを探す。


おそらくどのようなテンプレートでもいいと思います。序文、Detail①、Detail②、Detail③、結論。といった構成が一般的でしょうか。

テンプレートのソースは以下のようなものがあります。
■アゴス(http://www.agos.co.jp/)のIntegrated Writingコースを受講する。

■Web TOEFLhttp://www.etestprep.com/)のIntegrated Writingコースを受講する。おそらくこれが一番コスト的におススメ。アゴスは高すぎる。

■書籍を購入する。

TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

とか

韓流TOEFL本のHackers Actual Test
http://andymina.blog136.fc2.com/blog-entry-366.html

とか。


2.テンプレートを少々修正する。


これは、私が現役のときにはやらなかったのですが、上記テンプレートはいくつか問題があるとのこと。

Speakingの有名な先生による以下ブログによると

http://toeflcoach.blogspot.jp/2011/07/toefl-integrated-writing.html

the professor arguedとかthe professor insistedといったフレーズをそのまま使うのは危険。discussedやsaidであれば汎用的で間違いがないとのこと。

こういったテンプレートの行けてないポイントを見つけて自分なりに修正することをやれればいいなと思います。

また、提示されているテンプレートがあまりにも複雑な表現である、覚えにくい、と感じたならば、もっと簡単な表現を探してそれに入れ替えましょう。

あとGoogleで「TOEFL Writing Integrated Template」とか検索するといろんなのが出てくると思います。

それらを加味して自分なりに使いやすいテンプレートを作って、暗記しましょう。


3.テンプレートを暗記する。


大切なのは、それぞれのテンプレートのパラグラフの役割を意識することと、毎日練習することですかね。きちんとテンプレートの文章それぞれの役割を意識して記憶していないと、たまに全然用途とあっていない当てはめをしてしまうことがあります。

タイピングの練習は、Text Analyzer(http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se144972.html)を使っていましたが、スペルの自動修正がかからないメモ帳タイプのものであれば何でもいいでしょう。


4.メモの取り方を練習する。

これは、リスニングで習ったやり方に倣えばいいと思います。(自分が一番思い出しやすい形のメモの仕方でいいです。)
一つだけあるとすれば、提示される文章の方は結論+説明①②③という構成になっていて、講義もそれぞれに対してコメントがなされるので、2列4行のマス目をあらかじめメモ帳に書いておいて、リーディングの時間に簡単なメモを左側に書いておき、そのリーディングのポイントの横にリスニングで聞き取ったことをメモしていく、というのが一般的な作業のようです。

私自身は、130単語程度のテンプレートを暗記し、メモの取り方を学び、何回か練習した時点で4〜5点が安定してとれるようになりました。見直しの時間でちょっとしたニュアンスの訂正なんかもできるといいですね。