TOEFL Speaking 基本

1.まずどんな内容なのか

Speakingセクションは全部で6問で構成されています。
①Something Familier
 どの種類の本が好きか?どの音楽が好きか?といったお題に対し、15秒で会話コンテンツを用意して45秒で話す課題です。

②Paired Choice
 大都市に住みたいか?それとも静かな田舎に住みたいか?といった2択問題について15秒で回答を考え、45秒で話す課題です。

③Campus Conversation
大学または生徒からの手紙(100単語弱)が提示されそれを45秒程度で読み、その手紙に対する生徒2人の1分程度会話を聞き、手紙の内容+生徒の会話の内容のサマリを30秒で考え、60秒話すという課題です。

④Academic Lecture
 大学における講義に関連する文章(100単語弱)を45秒程度で読み、その文章に対する1分程度の講義を聴き、その内容のサマリを30秒で考え、60秒で話すという課題です。

⑤Campus Conversation
 大学における1分程度の2人の会話(課題と選択可能な解決策2つ)を聞き、20秒間で会話のサマリと推奨する解決策及び推奨理由を60秒で話すという課題です。(文章はありません)

⑥Academic Lecture
 大学における1分程度の講義内容を聞き、そのサマリを20秒間で用意して60秒話すという課題です。(文章はありません。)


2.点数はどのように算出されるか。


1問毎に1〜4点(4点が最高)で評価されます。
その素点の合計に30÷24(1.25)をかけて算出します。
例えば、素点の合計が18点(3点平均)であれば大体23点となります。



3.どの水準を狙うのか


TOP校で求められるTOEFL合計点の最低水準である100点を日本人が狙う場合は、

R:27
L:25
S:23
W:25

という構成が一般的とのこと(Sが弱ければRL等で補完)。

Sにおいては23点、つまり全ての問題で3.0(良い)を取ることが目標。


4.採点基準はどうなっているか。


採点基準は以下の通りです。

①Content:話すべき内容をきちんと話しているか

②Delivery:発音・イントネーション・話すスピードは自然か

③Grammer他:文法や語彙が十分か


これは私の感覚ですが、上記3点はかなり均等に評価されているように思います。私自身あまり発音については得意でなく、かなりしゃべったと思ってもあまり点が振るわないことがありました。一方、後ほど説明するようなテンプレート等のトレーニングをせず、かなりつっかえつっかえにしゃべっても、発音がいい人はそこそこいい点が取れていたりするようです。

その意味でも一般的な日本人は、練習を重ねて①と③に磨きをかけて3を取りに行くのがいいんでしょうね。発音等がよくなることに越したことはないと思いますが。