GMAT 塾について考えてみた

GMAT受験における塾のメリットについて、受験時代に考えたことを書いていきます。

実際に塾の授業を受けたことがないので、無料サンプル教材と周りの人たちから聞いた内容からの想像になりますが、参考になればと思います。

結論としては、オフィシャルガイドの問題をいくつか解いてみて、一問に20分とかかかってしまう人(解説の理解も含めて)や時間的な余裕がない人は、塾を利用した方がお得な可能性があるのでは、といったところです。

ただ、恐らく学ぶ内容は塾も独学もほとんど変わらないのではと思われるので、時間に余裕がある方、留学費用をねん出するのに必死な方などは、独習の道もあるということを忘れないで頂ければと思います。

 

1.教材が日本語である

 地味に時間短縮に効いてくるポイントかもしれません。単純に同じ内容であっても、日本語で読んだ方が早く理解できる、というものです。実際に予備校ではオフィシャルガイドの日本語解説をセットでつけてくれるところがいくつかあり、それを見ながら解けば早めに問題集を終えられるのかもしれません。但し、その日本語解説がオフィシャルガイドにきちんと沿ったものになっているかどうかは保証の限りではありませんが。

 

2.容易に問題数を確保することができる。

 私がGmat Clubやらなんやらで調べた結果、現在入手できる解説がしっかりついた公式問題数は、SCで約500問、CRで約400問です。但しこの問題数を確保するためにはOG13th 12th 11th 10th Verbal  Reviewと複数問題集を購入し、重複する問題をGmat Club等の記事から特定して取り除く必要があります。(1日仕事ではないのですが、若干面倒くさいです。)

 問題の出自は不明ですが、SC700問(しかもオフィシャルガイドと重複なし)とか解かせる塾は、上記以外のソースからよさげな問題をピックアップしているのでしょう。(過去流出したGMATの過去問とか、中国問題集とかですかね。)そのあたりの問題は普通入手できないので、そこに価値があるのかもしれません。

 

3.GMATが公式に提供していないTIPSを学べる
 いわゆるbeing一発切り、having一発切りといったノウハウです。あまりクリティカルではないと思いますが、確かにGMATの公式問題集や普通の参考書からは学ぶことが難しい内容です。

 

4.GMATが得意な「日本人」に質問する権利を得られる

 自習をしていると、解説を読んでもわからない、という問題が多数出てきます。GMAT Club等の掲示板を眺めて同じように悩んでいる受験者のやり取りを見ながらなんとなくこんな感じかな、と考えて解くのですが、それをダイレクトに質問することができます。

 

5.ペースメーカーになる

 これは塾の授業のペースについていければ、というのが前提ですが。一人でやっているとたるみがちなところをカバーしてくれます。また、周りにモチベーションの高い同類が沢山いるので、それにつられて勉強してしまう、という効果もあるのだと思います。 

 

6.やる気が出る

 これはエステと一緒で、こんなに一杯払ったのだから勉強しないともったいない、という効果を狙ったものです。