TOEFL GMATの受験環境を整える

MBA受験の準備をされている人の中で、勉強時間に余裕がある、と言い切れる人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

勉強時間がなかなか確保できず、確保しても疲れが溜まってしまって集中できない、そんな人も多いと思います。TOEFLやGMATの点数が思った以上に伸びず、泣く泣く受験延期を余儀なくされる人を何人も見てきました。

 

簡単ではないですが、そんな方に一つ検討して頂きたい選択肢があります。それは、「時間に余裕がある職場に移る」ということです。

 

例をいくつか挙げましょう。

  • 激務で有名な某有名弁護士事務所から、ニッチな分野に特化した(そしてそこまで仕事がきつくない)弁護士事務所に転職
  • 激務で有名な某外資コンサルから、NPOのトップに転職
  • 激務で有名な某外資金融機関出身者が、休職して海外ボランティアに1年従事

上記に共通するのは、レジュメに書いても問題の無い内容かつ時間的に余裕のある仕事に移っているということです。

 

転職に踏み切れない、という人も自分の会社の中で比較的時間の余裕がある部署はないでしょうか(もちろん何故そこに異動を希望したのか?をポジティブに説明できるようにしないといけないですが。。。)。激務で有名な某金融機関は社費留学生合格後時間の余裕のある部署に異動させるなどをしている例もありますので、社内転職も選択肢の中に入ると思います。

 

繰り返しになりますが面接官に説明可能な内容であれば問題ありません。今業務をこなすのでいっぱいいっぱいになってしまっている人は是非検討してみましょう。上に挙げた3名はその転職を全部非常にポジティブに説明していて、勉強時間の確保とレジュメの充実を図った上手い立ち回りだなぁと思います。

 

万人が取れる手段ではないですが、今まで全く考えたことが無かった方は、そんな道が無いか考えてみては如何でしょうか。