TOEFL Reading(問題編)

単語集の暗記がそこそこ進んだら(感覚的には単語3800のLevel2をほぼ覚えたくらいから)、問題集に取り掛かります。

私は、少々古いですが、以下の図書を利用いたしました。(両方とも中古かつ現行のiBT用のものではありません。)
TOEFL リーディング大特訓』
TOEFLテストパーフェクトリーディング』

おそらく、現在では新しいものが出ているので、評判がいいものを使えばいいと思います。これらを通じて身に着けるべきは以下のポイントです。

1.文章・TOPICへの慣れ
TOEFLは大学のテキスト等を意識した内容となっており、人文歴史系、科学系の内容がメインです。そういった文章になれることが必要です。また、日ごろから訓練として読むべきものがどんなものかわかるようになります。

2. 単語習得の必要性実感
単語集でみたことあるけど意味が思い出せない!という体験をすることにより、単語集へのモチベーションを高めることができます。また、リーディングの問題集で読んだことにより単語暗記のとっかかりをつくることにもなって一石二鳥です。

3.時間感覚
TOEFLで必要とされる読解スピードを実感することができます。相当のスピードが求められることから、「読み飛ばし」「設問をまず読む」といったセオリーの重要性も実感することができます。

4.セオリーの習得①文章を読む順番
問題文の第1文のみをまず読み、大まかにどんなトピックに関する文章か把握した後、問題文(設問)を見る、設問に関係しそうな文章箇所を探し、そこを読んで回答する、次の問題文(設問)を見る、設問に関係しそうな文章箇所を探し、そこを読んで回答する、といったサイクルを身につけます。全体を見るのは、各文章の最後に出てくる6つの選択肢から3つを選べ、というスタイルの問題を解くときだけ。それでも各選択肢について○×をつけていく作業をするので結局は選択肢に関係する部分しか読みませんが。

5.セオリーの習得②消去法
おそらく大学受験でも普通にやっていたことだと思いますが、もしあまり実践されていない方がいらしたら、是非身に着けて下さい。大体4択なので、一つ明らかな間違い選択肢を見つけることができたら正解の確率は33%、2つ見つけられたら50%の確率で正答できます。

6.自分の弱点の把握
答え合わせをする際に、できれば間違った原因をメモしましょう。それを振り返ると自分がどのようなポイントで間違うかわかります。私は、単語の意味を問う問題で、焦るあまり文脈をあまりみないで回答して間違う癖を発見し、修正しました。

以上の単語・問題集をこなすことで、ざっくり28点(30点満点)は安定してとれるようになりました。