TOEFL Speaking 〜おススメの塾〜

帰国子女の方でなければ(TOEFL Speakingパートの点が10点台の人であれば)、一にも二にもE4TG( http://toeflcoach.blogspot.jp/ )というTOEFL Speakingに特化した教室に通うことをおススメ致します。


通う理由① 自分のゴールがわかる(身の丈を知ることができる)

ここの塾の方針は非常に明確です。

Speaking6つの設問全てで3(Fair)をとり、合計23点をまず目指す。

というものです。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、意外にこれは大切です。
他の予備校であったり、参考書に掲載されている回答例や戦略は非常に論理的ですし、格調高いものだと思うのですが、一方でそれは難しく、習得が非現実的なものであったりします。(その戦略を消化して、臨機応変に活用できるまでに非常に時間と手間がかかる)。

何故そんなことになるかというと、彼らが全ての問題で4(最高点)を取ることを目的にしてしまっているからです。

某予備校の教材では、45秒で130-140words話せ、と指導していますがかなり非現実的ですね。実際、私がE4TGに通っていた時にいた他のメンバーでも、そこまで多くの内容を話している人はいませんでした。Speakingのスコアが23を超えている人でもです。

MBA等でTOEFLを受験している人は非常に厳しい時間との戦いを強いられています。そんな中で4点を取るための練習を死ぬほどやれ、というのは非常に酷というもの。無理に背伸びせず設問全てで3をとり(これだけでもそれなりに大変なことです。)、必要最低点23点をさっさとクリアする、という戦略が精神的にも、時間コスト的にも効率的と思います。加えて、きちんと同塾のメソッドに従って練習をしていけば、23点よりもいい点をとることも全然不可能ではありません。実際私も最初18点程度でしたが、最終的には25点前後を安定して出せるようになり、TOEFLのスコアメイキングが非常に楽になりました。


通う理由② 現実的な戦略を学べる


E4TGでは、6つある設問全てに対して非常に現実的な戦略(回答作成方法)を提供しています。

特に第1問、第2問の45秒間自由に話す課題については、応用可能性の非常に高いTOPICとそのTOPICの生徒一人一人に応じたスタマイズを行うことによって、対応します。私自身も最初はこの簡単なTOPICで対応ができるのか、と不思議に思っていたのですが、練習を重ねると、その応用可能性の高さに驚きました。

私は、第1問、第2問はそのお題に合った話題を15秒間で考える、というのが何よりも大変で苦しんでいましたが、このメソッドを習得することにより何を話すかという点に困ることが少なくなりました。これは非常に有難かったです。終盤では、15秒間特にメモをとらずともある程度頭の中で話す内容を構成することができるようになりました。

また、TOPICの内容が個人的なものになるので、テンプレート対応(覚えた内容をそのまま話す)を極端に嫌い始めているといわれる最近のTOEFL試験にもきちんと対応できるのでは、と想像します。

第3問-第6問については、各問に対応する非常にシンプルなテンプレート(というか回答の枠組みのようなものです。)と、それぞれの設問内での回答時間配分について勉強します。特定の部分の説明に時間をつかってしまい、要求されている事項を説明しきらずに終わってしまう方が何人もいらっしゃると思いますが、どういうペースで話していくべきかをきちんと学ぶことができます。

それぞれの回答の中では、複雑な構文は一切利用致しません。ほとんど中学生レベルの文法で完結します。時間を有効活用するために、簡潔で、伝わる表現をたくさん学ぶことができます。たとえば、受動態や関係代名詞を利用した複雑な生徒の表現を、平易な能動態の文章に変換してくれます。単純な文をつなげてどうしゃべるか、ということを学ぶことができます。これは、普段の英会話でもとても有効な知識と思います。

通う理由③ 本格的な発音練習ができる


E4TGは、日本人が困難に感じるR、L、TH、V、等の発音の練習方法を熟知しています。3時間〜4時間程あるクラスの中では、自分の回答に対する解説を待つ間に発音に関する短いレッスンを何回も何回も受けます。自分が弱い発音に直結する教材を指定され、それを発声のメカニズムに詳しいNativeの前で読むことにより発音の矯正を進めていきます。

R等の代表的な難しい発音については、同じ音でも2,3通りの発音方法が用意されていて、自分が発音しやすい方法は何か探すことができます。

初めて教わるような発音の考え方や、自分の気付かなかった弱点などたくさんのことを学ぶことができました。これ、学校教育でやれないですかね。。。もっと若いうちに矯正できればこんなに苦労することもなかったのですが。


通う理由④ Speakingを独力で練習できるようになる


E4TGでは、一回の授業で問題1及び2を4問、問題3-6を1問ずつ解きます。1つのクラスには4名から5名の人間がいるので一回の授業で約30から40の生徒の回答例とその回答に対する評価を聞くことになります。

授業を何回か受けると、だんだんと自分の中に採点者としての視点が生まれてきます。問題1及び2であれば、「あと1つ具体例を追加すべきだったな」とか、「この部分は削って、最後の説明に時間をかけるべきだったな」といった内容が、問題3-6であれば、「ここの部分の説明が冗長で時間が足りなくなったな」とか、「もっとシンプルに言えたな」といった内容が、全般的には、「Lの発音がまだ甘いな」とかいった感じで自分の回答内容を評価できるようになります。

これはすなわち、


   Spaeking パートを自分で練習できるようになる。


ということです。

これは非常に大きい。

あとは設問さえあれば、高額な授業料を払わなくても自力でどんどん上達できるようになるということです。少なくとも自分の実力を維持することができるということです。

習得しづらいメソッドを提示していつまでも生徒を抱え込むような変な学校とは全然違います。

先生自身も「早くTOEFLを終えて、GMATに移れ」と生徒に常々語っており、(塾の営業の面ではどうかとおもいますが)その点でもこの学校は信頼できるな、この人は指導の技術に自信があるのだな、ということが伺えます。


通う理由⑤ 問題の数が多く、しかも良質


クラスの中で提供される問題数については上記で触れた通り、1コマあたり8問ですが、クラス後に配布されるCDに追加課題(Mustではない、余裕があればどうぞというもの)があり、それを含めると1か月に約60問程度が提供されることになります。



  単純計算でTOEFLテスト10セット分!!

(正確には第3問-6問の数が少ないので違いますが)


オフィシャルガイドやその他の書籍でも3セット分程度しか収録されていないのに対し、その倍以上の分量を1か月で提供されているのです。

これらを真面目にこなしていくとどういうことが起こるかというと、特に自由に話す第1、2問については既視感のあるトピックを実際の試験で見かけるようになります。私自身も何回かその経験をして、非常に気楽にスピーキングセクションをこなせるようになりました。

仕事をしつつ、全部の問題を練習するのは大変なのですが。。。。価値はあります。