GMAT勉強の流れ(自習者向け)

塾に頼らずGMATを自習する人向けに、どんなスケジュール感で勉強をしていくのがいいのか、振り返って思う内容を書いていきます。

1.まずアゴスの全体的な問題集を読む

日本語でGMATのことをまとめて解説してある唯一の本といってもいい本です。どんな問題を解くことになるのか、これでイメージを持つのがいいと思います。真剣に読めば数時間程度で読み終わる分量と思いますが、のんびりやったら一週間くらいです。

新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略

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2. 各科目の基礎を学ぶ。

以下に記載のとおり、参考書を一通り読む。

一冊あたり約300ページあるので、1ページあたり5分~10分かかるとして1500分~3000分(25時間~50時間)。参考書はSC、CR、RC一冊ずつ(IR、Mathは不要)なので、ここの段階で約75時間~150時間使うことになる。期間は一日2時間、土日10時間ずつ使うとして1か月くらい。

IR
http://h-hahn.hatenablog.com/entry/2014/03/14/112103

Math
http://h-hahn.hatenablog.com/entry/2014/03/14/110659

SC
http://h-hahn.hatenablog.com/entry/20130821/1377047389

CR
http://h-hahn.hatenablog.com/entry/20130821/1377047441

RC
http://h-hahn.hatenablog.com/entry/20130821/1377047519

 

3.マスアカ、オフィシャルガイドを利用して問題練習を行う。

Math(マスアカ)2冊(約400ページ)

  1ページ当たり約10分で4000分(65時間)

IR 50問 

  1問あたり約15分で 750分(12時間)

SC 約140問

  1問あたり約15分で 2100分 (35時間) 

CR 約120問

  1問あたり約15分で 1800分 (30時間)

RC 約25パッセージ

  1パッセージあたり約20分 500分(8時間)

 

上記を一通りこなすのに、約150時間(約1か月)、当然一回では全てマスターできないので複数回こなすことを考えると、約2か月~3ヵ月かかる見込みです。ただ集中力があり、頭の回転が速い方は、当然これより早く終えることもできると思います。

3.のプロセスに目途が見えてきたら、本試験を予約する。

 

4.模擬試験を行う

 上記が終わっても、本試験までやることはあります。ご存じの通り、GMATは365日に5回しか受験することができず、かつ過去の成績が全て大学に送られるので、ためし受験は厳禁です。(私はこれをしらず、、悔しい思いをしました。)

 なので、以下で紹介する模擬試験を受けて頂いて3.の成果がどのくらい上がっているのか判定する必要があります。

 

 GMAT Prep
 公式模擬試験。一番信憑性は高いと思われるので、実力判定のために最後まで取っておきたい試験です。よく言われているのは、この模擬試験は終わっても誤答数と点数だけみて、答え合わせはしないで自分の実力判定に使うのがよいということです。これ以外の模擬試験で700近い点数がでるようになってから使うのがいいと思います。

無料で2回分、4000円で追加2回分購入可能。
 http://www.mba.com/global/store/store-catalog.aspx?tabs=CAT2680001

 Manhattan

 Manhattanの問題集をどれか一つ購入すれば、無料でManhattanのWebで受けられる模擬試験です。全6回。数学が難しいという評判なので、勉強の終盤の力試しで受けるのがいいかもです。

 Veritas Prep
 そこそこ有名な海外のGMATスクールが出しているWebの模擬試験。若干難易度は簡単な印象だが、間違いの傾向等を分析してくれるので、わりと役に立つ。49ドルで6回分。

 http://www.veritasprep.com/gmat/gmat-practice-test/?utm_expid=30234942-1.hYS43fhAT4amDrCDn2fbpw.1&utm_referrer=http%3A%2F%2Fwww.veritasprep.com%2Fgmat%2F

 Kaplan Premier

  こちらも若干簡単な印象あるが、目安としては十分に使える。 約4000円で6回分。

Kaplan GMAT Premier 2014 with 6 Practice Tests (Kaplan Gmat Premier Live)

Kaplan GMAT Premier 2014 with 6 Practice Tests (Kaplan Gmat Premier Live)

 

 

 GMAT Prep以外のどれかの模試を受けて、600点前半であれば、オフィシャルガイドをもう一周する、各科目の記事で紹介している追加の問題集を解く、等をする。(このときに、必要に応じて本試験の予約のリスケを忘れずに行うように。)

 

 700近い点数になってきたら、GMAT Prepで実力を試す。

(このときにも、なんらか見込み違いの結果が出たら、本試験のリスケを検討すべき。)