糖質制限のすゝめ
以前のポストで、段々最近体の調子が落ちてきた、と書きましたがおそらくこれだという原因をつかんだので書いていきます。
その原因とは、糖質の取りすぎによる血糖値の乱高下でした。
1.糖質制限に至るまでの流れ
まず体調が悪くなるタイミングを自分なりに分析してみました。食事後、特に30分後ぐらいに異様な倦怠感が襲ってくるという傾向がわかってきました。
そこでまず考えたのは、食べ過ぎると胃に血液が集まってしまい、貧血気味になるという仮説です。そこで、お昼をほとんど食べず、コーヒーやカロリーメイト等だけにすることにしてみました。これによってかなり倦怠感や眠気等が収まってくるようになったのですが、いかんせん食事の量が少ないため、夜反動で食べ過ぎたりしてしまう等、根本的な解決になりませんでした。
色々と原因を探っていたところ、自分の症状は副腎疲労に近そうだということがわかりました。そこで、別ポストで記載した通りですが、以下の本を購入して読んでみました。この中に、炭水化物の取りすぎが体調不良を招く、という記載があり、糖質制限を試してみることにしました。
医者も知らないアドレナル・ファティーグ―疲労ストレスは撃退できる!
- 作者: ジェームズ・L.ウィルソン,本間龍介,本間良子
- 出版社/メーカー: 中央アート出版社
- 発売日: 2011/05/06
- メディア: 単行本
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2.糖質制限
こんな感じで食事の内容を変更しました。
朝ご飯はパンとかおにぎりとかを止め、ゆで卵とチーズにしました。
昼ご飯は定食(ご飯を断り切れないのです。。)やカレーライスなどを止め、コンビニで買えるサラダとお肉系の惣菜を食べるようにしました。
夜ご飯は、コンビニで買うのであれば昼と同様にサラダとお肉系の惣菜を食べるようにしました。空腹感がある場合や運動後はプロテインを飲むようにしました。自分で料理をするときは、野菜たっぷりの炒めものや、お鍋などをつくるようにしました。レストランの中では大戸屋さんがご飯抜きでオーダーできるのでお気に入りです。
参考にしたサイトは
ドクター江部の糖尿病徒然日記 とか
あらてつの糖質制限な日々 とかです。
本は以下のような本を参考にしました。上記のサイトで書いてある通り、一食あたり糖質20g以下くらいを心掛けて、肉、魚、野菜で十分な量摂取するように気を付けました。
高雄病院 Dr.江部が食べている「糖質制限」ダイエット1ヵ月献立レシピ109
- 作者: 江部康二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3.効果
まず食後の倦怠感が激減しました。また一定した量を食べ続けているので、反動で食べ過ぎるといったこともだいぶ無くなり、かなり快適になっています。
副次的な効果として(大多数の方はこれが目的でしょうが)体重もするっと3キロ程度減ったので、ベスト体重にかなり近づいています。
糖質制限には副作用がある!とかヒステリックな記事もありますが、現状明らかに体の調子がいいですし、上記のように肉と野菜中心の食事スタイルにしたとしても、トマト、たまねぎ、ニンジン等には結構糖分が含まれているので、相当ストイックにやらない限り糖分を全く摂取できないなんてことにはなりません。個人差はありますが、あんまり我慢している感覚なくヘルシーな食事ができるので、私には合ってる食事法かな、と思いました。
一方で、私と全く反対で、炭水化物をとらないと全く力が出なくなるような人とか、タンパク質の摂取に制限がかかっているような人とかもいるかと思いますので、個々人の体質に合わせて頂ければと思います。私は毎食20g以下を一つの目途にやっていますが、朝食だけは糖質をとってもいいことにする、週に1日は糖質をとってもいい日にする、毎食50g以下(お茶碗一杯くらい)にする、とか様々なパターンが有り得ると思いますので。