GMAT的オトナ語 PC画面に慣れるため、GMAT KINGで練習すべき

PC画面に慣れるため、GMAT KINGで練習すべき、という言葉はMBA関連Blogによく出てきますが、GMAT KING(あるいはGMAT Prep、あるいは濱口塾生が主に利用しているGMAT Master)を効果的に使うには、ちょっとした工夫が必要です。

 

1.試験場の環境

上記のようなGMATを練習するためのソフトの効果を最大限にするために、なるべく本番に近い環境を用意する必要があります。本番の環境は以下のような感じです。(ちょっと昔の情報なので、現在もそうなのか先輩とかに聞いてみて下さい。)

① 画面はPCのモニタにしてはわりと大きい 20インチより少し大きいくらい。

 影響度大です。本番試験の問題文が読みにくくなる理由の一つです。オフィシャルガイド等で勉強しているときはあまり目線を左右に振る必要がありませんが、本番の画面は横にかなり広いので、文章を読むときに目線を意識的に左右に動かす必要が出てきます。慣れていない人は強く違和感を感じると思います。 

② モニタは台かPCの上に乗っかっており、体が大きくない人は目線が上に行く

これも影響大きい点だと思います。普通本で勉強していると、目線が下に向いています。大学受験でも試験用紙は常に目線が下でしたよね。また、色々と物事を考えるときに、あまり上を向いて考え事する人もいないと思います。GMATの試験では目線を上げて試験を受ける必要があるので、この不自然な(不慣れ)な姿勢になれることは大切だと思います。

 

③ マウスの動くスピードは恐らくWindows標準くらい

これは影響度低いですが、気になる人は気になるポイントだと思います。職場で使っているマウスのスピードを上げている人は、動きが鈍くイライラしてしまうかもです。GMAT練習のときは、マウスのスピードを下げてやってみましょう。

 

④ 机はあまり広くない

これも影響度はあまり少ないですが、気になる人は気になると思います。AWAではキーボード、他のパートではラミネート加工されたシートを使って問題を解いていくことになると思いますが、キーボードとそのシートを両方置いておくスペースはありません。AWAが終わったら、キーボードをどこかPCの脇とか上とかにどかす必要があります。広い机になれていると、本番の机をとても窮屈に感じちゃいます。

 

⑤ ブースに区切られていて、耳栓・ヘッドホン等を身に着けて雑音を遮断できる

これも気にする人は気にするってレベルです。普段から耳栓を付けて演習するといいかもしれません。 

 

2.対応策

上記の環境に対してこんな工夫ができると思います。致命的なポイントではありませんが、ベストを尽くしたい方は検討されては如何でしょうか?

 

① モニタの大きさ

 デスクトップPCをお持ちの方、または小さいノートPCしかお持ちでない方は、大きいPCのモニタを購入しましょう。
 

 特にメーカによる影響はありませんが、20インチ以上、なるべく大きい画面がいいでしょう。お持ちのPCにきちんとつなげるか確認して買って下さいねー。大きい画面で練習して、 目線を左右に動かしながら問題を読む練習、またはちょっと離れて座って画面を見る練習をして自分に合うポジションを探しましょう。私は以下のメーカーの昔のバージョンを使ってました。

BenQ 24型ワイドディスプレイ(5ms/フルHD/HDMI×1) GL2460HM

BenQ 24型ワイドディスプレイ(5ms/フルHD/HDMI×1) GL2460HM

 

 価格コムで検索したらこんな感じでした。27インチが2,3万円で購入できるとは驚きです。時代の流れは早いです。

http://kakaku.com/pc/lcd-monitor/itemlist.aspx?pdf_Spec301=24-30,30-&pdf_so=p1

 

 外出先でも演習したい、という場合はノートPCを使うしかありませんが、大きすぎると持ち歩きに支障がでるので、14インチくらいが限界だと思います。また、GMAT模試を一通り充電なしですることを考えると、駆動時間は公称8時間くらいないと厳しいです。試験時間がおよそ4時間なんで、ノートPCの実際の駆動時間が公称時間の約6割~7割くらいであることを加味すると、そのくらいの駆動時間が必要になってきます。価格コムでざっくりその条件で検索しましたので、ご参考まで。(私が前使っていたモデルは後継機が出ておらず、紹介できませんでした。。。)

http://kakaku.com/pc/note-pc/itemlist.aspx?pdf_Spec301=12-14&pdf_Spec302=8-10

 

② モニタの位置

演習でつかうモニタやノートPCを何かの台にのせるか、自分の椅子を低くするかしましょう。私はAmazonの箱をいくつか重ねた上にPCを置いて、自分は地べたに座って問題を解いてました。はたからみたら滑稽ですが、背に腹は代えられません。(笑)

モニタ(ノートPC)との距離ですが、大きなモニタを利用するのなら若干普段より遠目におきましょう(本番の会場はちょっと画面が離れているため)。ノートPCであればちょっと近めにおきましょう(ノートPCの画面だと小さすぎるので、近くに置くことによって画面の体感サイズを上げるため)。

 

③④⑤については、気になる人は対策してみましょう。