【就活】お仕事選びのフレームワーク 人生の目標、自己分析をどうやるか
【人生の目標とか自己分析とか】
自分の5年後像、10年後像、20年後像を考える
これは、どんな人生にしたいと思っているか考えるというのと同じです。社会人(仕事人)としての自分と私生活における自分がどうなっていたいか、想像してみましょう。
仕事人として想像するのは、どこどこの業界にいて、世の中に対してこういう感じの貢献ができていて、というような話。又は、○○という知識を極めてそれに依拠していくスタイルがいい、何かを一つやり続けるのは性に合わないので、人とワイワイやる仕事がいい、といったことを考えていきます。
私生活については、給料編でも書いてますが、どのくらいの家族構成で、どのあたりに住んで、といった生活レベルから考えていくといい感じです。
自分史
いきなり人生の目標を考えよ、と言われてもすっと考えをまとめられる人は多分少ないのではないでしょうか。そういうときは、自分がやってきたこと、経験してきたことを小さい頃から書き出してみること、自分史を作ってみるのが有効です。生まれたころから時系列で節目となる項目(入学、運動会、文化祭、クラブ活動、入試等)を書き出したら、その時々に感じたこと、苦労したこと、自分なりに工夫したこと等をその項目の右側に付け足します。
そうすると、おおまかにですが、私はこういうことが好きなんだ、とか、こういうことが苦手なんだ、とかがわかるようになります。また、自分史を眺めてみて、もっとこうだったら理想の自分に近づけるのにな、と思うようになることもあるかもです。自分の現在の傾向(性質)と向かいたい方向が少しでも見えることが大切です。
自己分析ツールを使う
リクルートのR-CAP
http://r-cap.riasec.co.jp/
これは日本ではかなり有名です。どの業務に向いている、といったことまで診断してくれます。
が、かなり正直に答えていかないと、きちんと診断してくれません。
私自身、「自分は織田信長である」(ちょっと例が極端ですが)と思い込んで彼だったらどう答えるか、を想像しながら回答したら、相当積極的でリーダーシップがある、といつもの自分とは全く違う診断結果が出たことがあります。
ポジティブ心理学の診断サイト
http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/Default.aspx
このサイトのVIA−IS (VIA Inventory of Strengths)です。
これは、自分が平等、挑戦、といった要素の中でどれを重んじて生きている人間か、ということを診断してくれるツールです。
あんまり日本では有名になっていませんが、海外ではかなり権威のある心理学の診断ツールです。
ちょっと質問内容が多いですが、正直に答えていくと、結構目からウロコの発見があります。
具体的には、以下の項目でどれに自分が重点を置いているかを診断してくれます。この結果から、私は「好奇心」「チームワーク」が必要と感じているから、もしかしたらコンサルや企業の研究職が向いているかな、とか想像することができるわけです。
また、志望動機を書くときにも、どの軸で書いていくかの参考になります。
1.知恵
① 創造性
② 好奇心
③ 向学心
④ 柔軟性
⑤ 大局観
2.勇気
⑥ 真情(誠実さ)
⑦ 勇敢さ
⑧ 忍耐力
⑨ 熱意
3.人間性
⑩ 親切心
⑪ 愛情
⑫ 社会的知能
4.正義
⑬ 公平さ
⑭ リーダーシップ
⑮ チームワーク
5.節制
⑯ 寛容さ/慈悲心
⑰ 慎み深さ/謙虚さ
⑱ 思慮深さ
⑲ 自己調整
6.超越性
⑳ 審美眼
㉑ 感謝
㉒ 希望
㉓ ユーモア
㉔ 宗教性/スピリチュアリティ